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効率とはなにか?

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私がこの仕事を始めて一番最初に教わった考え方です。それまで普通に「これじゃあ効率が悪いな」「もっと効率を上げないと」と普通に使っていた言葉ですが、その意味を考えることはありませんでした。言葉をわざわざ定義する習慣がなかったのが一番大きな理由ですが、当たり前過ぎて意味を考えたことがなかったわけです。

効率と似ている言葉で「能率」という言葉があります。こちらは時間の概念が強い時に使われるものですが、私は分けて使うことはなく効率という言葉だけを使っています。これについては分けて使うよりも効率に統一しておいたほうが企業の方に説明する時もスーッと理解してもらいやすいからです。

私がこの効率という言葉を使うときには、「どれくらいのアウトプットが生み出されたのか?」「どれくらいインプットを抑えることが出来たのか?」を見ます。というのも、投資の世界でも効率を使いますし、経営の巧拙を見るときも経営効率を見ますが、投資の視点でも、経営の視点でも、作業の視点でも原理原則は変わらず、インプットとアウトプットの関係を見ることが最も重要だからです。

この簡単でシンプルな考え方が駆け出しのコンサルタントだった私にはものすごく新鮮に映りました。

お客様にお話をしても「なんだそんな程度の話は知ってるよ」と言われることは今までほとんどなく、みなさん真剣にこの話に耳を傾けてくださいました。少し勘の良い人であれば、難しい理論やフレームワークを覚えるよりも、こういう原理原則を知り使いこなせたほうがよほど効果が大きいことを直感的に理解されているのでしょう。この理解が今の時代はもっとも求められるところです。

自社での改善に取り組まれている方は、今取り組んでいることの成果を効率であらわすとどういう結果になるのか見てみることをオススメします。