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自慢話がなぜいけないのか


自慢話は百害あって一利なしです。自慢話をしている時に周りの人が面白そうに聞いてくれていると思っているのならそれは大きな誤りです。周りの人たちはあなたの立場や権威に従っているだけで、あなたの自慢話には何も魅力を感じていません。自慢話をすればするほど自分の価値を下げてしまうだけです。

「俺はこんなことを知ってるんだ」「俺は誰々と知り合いなんだ」・・・。

こんなことを普段口にしているのならすぐにやめましょう。敵が増えることがあっても真の味方は増えません。

それでは何故この自慢話がいけないのか、進化心理学の観点から考えてみたいと思います。

人間は元来、他の生物に比べると戦闘能力の低い生物です。だから知能を発達させ、様々な場面をシミュレーションしながら生き延びてきました。

シミュレーションも様々なパターンがあるのですが、一番大きなシミュレーションは「敵を認識すること」です。

この敵を認識するという行為は、人類が生き延びるために最も重要なことです。敵を認識することで不要な戦闘を避けることができますし、戦闘に負けて死ぬことを避けることができます。

こうした理屈から考えると自慢話は自分を相手に敵と認識させる行為とも言えます。自慢するということは、自分は優れているということを伝えているわけですから、相手にとっては自分より優れているもの=身の危険を脅かすもの、と認識されます。

逆に実力があるのに自慢話をしないことで好感を持たれる人がいるのはなぜなのでしょうか。

敵と認識させずに味方だと認識されるからです。

仕事を協力してもらったり、期待以上の行動を持ってもらえた時は、自分への攻撃を感じず、援助側の人間だと認識されます。攻撃性を排除された行動は味方だと認識され好感を持たれます。

この違いを理解すると自慢話は絶対に避けるべき行為だとわかるはずです。