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プロは考えている時間が違う

「プロとは何か?」これは様々なところで語られることの多い定義です。「お金をもらう人」「その道を究めた人」「価値のある仕事をする人」など様々な意味で使われています。

プロの定義は既知の情報に任せて、このコラムではプロというものを少し違った視点から考えてみたいと思います。

”プロと素人の違い”を問われた時に私が真っ先に思うのは「考えている時間が圧倒的に違う」ということです。

昨日将棋を始めた素人が名人に勝つことは不可能ですし、交渉術に長けた名うての弁護士に素人が法律の知識で勝つこともできません。

その世界のことを考えている時間が圧倒的に違うからです。その世界に関しての素人は他の仕事に時間を使い思考をはりめぐらせています。その間にプロはライバルと戦い、自分が稼ぐ世界のことを四六時中考え続けています。

そうすることで経験を積み、定石を身につけていくわけですが、定石、知識、技を持っているというのは、考え続けたことの結果論です。

では、もう少し身近な場面でプロについて考えてみたいと思います。

会社の中でもプロは多く存在します。というより、ある職種や部門で長く働いていれば、大体の人がプロと呼べるほどその世界のことをたくさん考えているはずです。

ですから、他部門の人間が他の部門の仕事に口出ししても反論されて簡単に言い負かされてしまいます。これは役職が上であるとか、弁が立つということは関係ありません。

会議などでもそうです。その議題について精通している人や、会議前に十分な準備をしてよく考えてきた人に対して、会議になってから意見を考えて何か発言しても通用しません。

人間関係ではどうでしょうか。

嫌いな人のことを考える時間が長い人は、人を嫌いになるプロです。

人の良いところを考える時間が長い人は、人を活かすプロです。

どちらのタイプの上司と働きたいかを考えれば、自分は、どのプロになるべきは答えが出ていると思います。


そして人は”自分のプロ”です。誰よりも自分のことは自分が一番考えています。だから他人からアドバイスされてるのは好きじゃない人が多いのかもしれませんね。だって自分のプロですから。

自分が仕事で負けたくないと思うのなら他の人より考え続けることが大切です。